ワタモテ、
http://watamote.jp/
この夏1番人気だった時期が確かにありました。
確かに面白かった。
話題性もあった。
個人的な感触では4話までは勢いがあった。
今もそれは維持されてはいる。
なのに・・・・円盤の売り上げは驚くほどに低調。
そんな事はないのでは?
と思う人もいるかも知れませんが・・・非常に厳しい現実が・・・
注*[アマゾンの新着ランキングと、記事のランキングには時間差があるので誤差があります]
http://www.amazon.co.jp/dp/B00DTV0ZJI/
この夏の上位人気アニメだとは思えないような爆死の現実・・・・
BDは209位・・・DVDは290位・・・・
これ・・・酷い数字ですよ。
かなり認知されていて、面白い!と言われている作品なのに・・・この現実。
他の作品と比較しますね。
Free! [BD 5位]
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きんいろモザイク [BD 27位]
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恋愛ラボ [BD 63位]
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サーバントxサービス [BD 67位]
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上位3作
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ワタモテ・・・・BD 209位と言う数字は爆死以外の何物でもない現実・・・
認識できましたか?
ワタモテ・・・
「バラエティ番組を観る感覚に近いのかも知れない」
バラエティ番組なら、BD/DVDなんて、わざわざ買う人は少数ですよね・・・
と言うか・・・録画さえしていないだろうな・・・
けど、放送されていれば観る。
面白いと思う。
けど
「あ~~~~ 面白かった」で、
余韻も何も無く流されてしまう。
面白さが消費される感覚に近いかも・・・
その場で消費されてしまうので、リアルタイムで視聴したら録画不要と思うし
録画すらそんな状態なので、ましてや円盤なんか買うわけも無い。
さて・・・・どうすれば円盤が売れたのか?
http://watamote.jp/
ワタモテの特徴的なところは
「他のキャラクターとの絡みが少ない」
「思考ループが垂れ流される」
こういう基本構造なので「ワタモテ」が成立する。
物語は成立するのだけど・・・・
物語が成立する事が客足を遠のける・・と言う現象が起きる。
ワタモテは「もこっちの一人語り比率が極度に高い」
これは・・・
「もこっちの双肩に売り上げプレッシャーのほとんどが乗っかる」事と同義。
とすれば・・・・・
円盤を売るつもりだったら・・・・
「単体でも円盤の売り上げが期待できる声優をチョイスするべきだった」
と言う結論に達する。
要は・・・数字を獲るつもりだったら
もこっちのCVは「橘田いずみ」では駄目だったと言う事です。
以上は、円盤の売り上げを至上とした場合の話です。
さて・・・現実問題として
ほぼ単体の声優で このクセのある作品
「ワタモテ」の売り上げを引き上げる可能性を持った声優はいたのだろうか?
確実に「誰」と言うのは思いつかないけど・・・
皆無でも無いかもしれないが・・・数字が付いてくる人選も可能ではあっただろうな
なので、2択か・・
CV:橘田いずみで行くなら、
もっと他のキャストも絡める展開を作るべきだった
やっぱり・・・一人語りが多すぎると閉塞感がある。
話の広がりが無い・・・
面白いな・・と感じるシーンは誰かと絡んでる
基本的には「弟」
もこっちが他の誰かと絡む比率をもっと上げるべきだった。
と思う。
それだけでだいぶ閉塞感が薄らぐ。
もう一択は、
「もこっちのCVを別の人でやる」そんなケース
だけど・・・・
もこっち役をやっても違和感が無く、
しかも、単体で数字が取れる女性声優・・・・・・誰だ?( ゜д゜)?
誰がいるか?
ワタモテと言う作品でなければ数人は浮かぶけど
その浮かんだ数人がワタモテのもこっちに適合するかどうか・・難しいよな
不可能ではないとしても、かなり難しいだろうな・・・
・・・今、これを書きながら思いついたんだけど・・・
もしも、、、もこっちを「平野綾」がやっていたらどうなったか?
限りなく「こなた」を思い出してしまう可能性はあるけど
限りなく「作品の評価が荒れる」可能性も高いけど
博打のような人選としてはアリかも?と
今、思った。
上手く行けば、
平野綾の声優としての復活、作品の話題性、その他諸々の波及効果・・・
かなりポテンシャルありそうだな・・・
でもまぁ、実際、その人選の実現は無理だろうな。
その人選なら・・・多分・・・自分は観ない・・・と言う現実・・・
CV:平野綾ってだけで作品を敬遠される現実・・・
それが無いとは言えないっしょ
何故に平野綾が浮かんだか?と言えば
「もこっち」の素は「ちびまるこ」と「こなた」だと推測できるからです。
まぁ・・こなた自体の元が「ちびまるこ」でしょうけどね・・・
それを考えると・・・
もこっちCV:TARAKO の図式も声だけならありえるのか・・(笑)
現実的には無いだろうし、そうする意味も無いよな。
まぁ・・・仕方ないってケースはある。
橘田いずみはベストを尽くしてると思う。
これ以上は無いくらいにベストを尽くしてる。
とすれば、
円盤が売れないのは作品の構造の問題と言う事になるだろう。
作品の世界観を維持する為には売り上げを犠牲にしなくては成らなかった・・・・
そんな教訓的な作品になったわけだ。
見事なまでにアンビバレンツな作品だ・・・
これほど話題になっても二期がありえない作品があるとは・・・・
http://watamote.jp/
売れるためには作品の構造を変えなくてはならず
しかし構造を変えてしまったら・・
それはワタモテでは無くなる・・・
こう言ってはなんだが・・・・興味深く面白いケースだ・・・
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